思い出づくりは親のエゴ、といった意見も聞くことがある最近ですが、あなたはどうお考えでしょうか?
あなたの小さかった頃の家族との思い出には、楽しかったことも、悲しかったことも、たくさんの感情と記憶があることでしょう。
自分の子どもには、たくさんのいい思い出をつくってあげたい。
そこで今回の記事では親目線ではなく、子どもとしての目線で家族との良かった思い出をTwitterから集めてみました。
親が良くても子どもはそう感じていない場合もあります。
逆に、親としては特に考えていなくても、子どもからすれば一生覚えていたい良かった思い出もあるんです。
子どもがたくさんのいい思い出をつくれるよう、独断と偏見で参考になる思い出をピックアップしてみたので、ぜひご覧ください!
目次【読みたいところを探す】
思い出づくり【家の中編】

家の中での思い出は、残らないようでしっかりと残っているものです。
楽しかった思い出には、家の外も中もあまり関係ないのかもしれません。
たくさんのエピソードの中から、家の中での思い出として「カードゲーム」「読み聞かせ」「家族で一緒に寝る」「手作りのプレゼント」の4つシーンから8つのエピソードの紹介をします。
カードゲーム
良いですね良いですね♪私も子どもの頃に年末年始でもないのに(その時期にやる勝手なイメージ)家族みんなでウノやトランプやってたこと、今でも覚えてて大事な思い出です。娘ちゃん達にとっても良い思い出になると思います♪それにしても大人の本気にめげずに勝つ娘ちゃん達すごい!!
— あまぐりこ@4歳息子+9m娘 (@attceeo) 2018年4月9日
UNOとかなつかし
ドローってなんだっけ
小さい頃寝る前に家族でやってたな子どもの頃めちゃくちゃハマったカードゲームって大人になってときどきふとやりたくなることあるよね
— deer (@s_k_n_fake) 2019年5月8日
カードゲームは、子どもにとっていい思い出として残りやすいです。
小さい子どもから大人まで、勝負に熱中することができるからでしょう。
うちでも、小2の負けず嫌いな長女が熱中するのでよくやっています。
勝負に勝ったときの喜びようは親として本当に嬉しいですし、ずっと覚えてくれているといいなといつも思います。
読み聞かせ
子供の頃絵本だいすきで読みまくってたな〜学校一いたずらっこエリザベスもだいすきだったな〜あれは姉の児童書でわたしにはちょっと難しかったのだけど母が毎晩読み聞かせをしてくれた思い出…(*vωv)
— トコ (@toco_722) 2014年6月17日
#こんな時だからステキな絵本の話をしよう タグ見てたら子供の頃の思い出が。
寝る前の読み聞かせはいつも父がしてくれました。布団に父を挟んで妹たちとぎゅうぎゅう詰めで(笑)。幼稚園で毎月もらう絵本を楽しみにしてたなぁ。「しぜん」シリーズが好きだった。— ひさよし@QP職人 (@hisayoshi935aoi) 2018年2月5日
絵本を読んでもらった記憶は、僕にはありません。(読んでもらっていたのかもしれませんが・・・)
ですが、子どもがどう感じるかは別です。
自分が読んでもらっていないから読まない、それでは子どもが本当は楽しみにしていたら、楽しい思い出を奪ってしまうかもしれません。
Twitterで絵本をお父さんに読んでもらって、今でもいい思い出として覚えているというツイートには驚きました。
子どもが大人になって、孫ができたときに「おじいちゃんも昔は読んでくれたんだよ」と言っている姿を妄想すると、テンションが上がりますね。
ふとんを並べて家族みんなで寝る
親のベットやお布団の匂いっていいよね。小さい頃から自分を預けてきた人の匂い。安心して癒されてすぐ眠れる。ほんとにホッとして色んな呪縛から解き放たれる。もうこの年になると親と一緒に寝るなんてことはできないだろうけど、今度帰省してお昼寝するときに場所借りるくらいいいよね…?笑
— あんこ (@onka24) 2013年1月14日
先日来日されたドイツ人の日本研究者と、親の添い寝について話す機会があった。ヨーロッパではやはり子どもは小さい頃から一人で寝るようにしつけられているそうだが、彼は子供の頃それが嫌で、嫌なことを娘にもさせたくないと思い、娘さんは8歳まで親と一緒に寝ていたそうだ。
— Ayako Iwatani (@glasshouse47) 2018年7月19日
家族みんなで並んで寝ること自体が、いい思い出になることも。
思い出してみて下さい、家族と一緒に寝ていたときのことを。
なんとなく、「あの頃は仲がよかったな」と感じるのではないでしょうか?
1人で寝るのも、自分から意思表示をするまでは待ってもいいのかもしれませんね。
手作りのプレゼント
子どもの頃、母が手編みで腹巻き作ってくれた。あったかかったなぁ😊
— ゆきんこ☆⚾Bs&274🍐 (@yukiusagi43) 2019年4月19日
納戸の整理をして
母が「私の宝箱を置こう」
って言ったのね、なにが入ってるのかな?
って気になってたら
祖母が若い頃は仕事が忙しくて
幼い母が寂しくないようにって、祖母が時間を縫って手作りしたぬいぐるみ達が入ってたの
それがなんとも切なくて
自分も子どもができたら作ってあげたいと思った— すけすけ (@kisuke1014) 2019年5月7日
手作りのプレゼントは、よき思い出として心に残っているものです。
心を込めて作ったものが、ずっと覚えてもらえると嬉しいですね。
なんでもできあがるまで待っている間は、期待して待ち遠しく感じます。
できるまでの期待感と完成したものを使う喜びが、より、いい思い出としてのこるのでしょう。
思い出づくり【近所編】

近所でできることも、子どもにとってはずっと思い出に残るものが多いです。
近所だからこそ、気軽にできることもたくさんあります。
この項目では近所でできる「練習」と「遊び」から、4つのエピソードを紹介していきます。
練習していることを見てくれる
小学生の頃、毎年学校で大なわとびの大会があった。ひっかかったときの冷たい視線がつらかった。放課後に母が練習に付き合ってくれて、少しはできるようになったのを覚えてる。
— もちこ (@mochico_ripple) 2017年5月5日
【泣くならやめろ!】
小さい頃
父に良く言われた言葉自転車に乗る練習で泣き
逆上がりの練習で泣き
スキーの練習で泣きそんな私に
「世の中は楽しむ為にある。泣くぐらいならやめろ!楽しくないなら頑張るな!」
と言い放つ父大人になった今
この言葉は自分のお守りです😌🌸— 下河原梓📬/産業カウンセラー (@ateasetweet) 2019年3月12日
自信につながる思い出も、いい思い出として残るようです。
練習をしているときは親も熱が入ってしまい、泣かされた経験をもっている方も大勢います。
でも、辛い経験を乗り越えてできるようになったという自信は一生ものです。
人の失敗を平気でバカにしてくる子どもは少なくありません。
長男の学校でのできごとを聞いていて、意外と多いことに驚いたものです。
我が子の自尊心を守るためにも、できるまで練習に付き合うことは必要なことだと感じています。
そして、親子でできないことをできるようになったという経験を作っていくのは、親にとっても、子どもにとってもかけがえのないものになるでしょう。
近所や公園で遊ぶ
うちは4人兄弟で母が専業主婦だったけど、親と遊んだ記憶は父が多い。母との思い出ももちろんあるんだけど、公園とかで思い切り「遊んだ!」って記憶は父とばかり。その後離婚して、親権は母になったけど、それでも父を父として愛せるのはその当時の記憶があるからなのかなぁ。
— 真昼 (@acococococo29) 2019年6月17日
フリスビー
昔よく親とやってた
大きな公園行って日が暮れるまでやってたのが思い出
犬がいたらやりたかったかもしれない— 冬雪マユ@ちょっと夜中いない (@suki_ski) 2016年10月21日
体をたくさん動かして遊ぶと、自然に気持ちも楽しくなってきます。
ヘトヘトになるぐらいに遊んだ記憶は、楽しい気持ちだけでなく疲れるまでやり切ったという達成感もあり、その達成感と感情が合わさって記憶に残りやすいのでしょう。
自分の子どもや近所の子どもたち一緒に、家の周りでおにごっこを日が暮れるまでしたときの帰りに長女から、「今日はめっちゃ楽しかったね」と笑顔で言われたときは本当に嬉しく感じたものです。
思い出づくり【おでかけ編】

非日常的な思い出もいい思い出として残ります。
楽しむためにおでかけをするので当たり前のようにも感じますが、おでかけ先でのことを覚えているかどうかは内容にもよりますよね。
この項目ではおでかけ先でのいい思い出を「旅行」「ドライブ」「買い物」の3つのシーン別に、7つのエピソードを紹介していきます。
旅行
この前の大阪旅行の写真昨日現像してきたんだけどこの量wwwwww写真があれば思い出はさらに色あせない!小さい頃は面倒臭かったけど今は写真撮りたがりの親で良かったって本当に思う!!写真って素敵!!! pic.twitter.com/c0pvCpNrLO
— ぬん (@nun887) 2013年8月4日
小学生の時に夏休み延長して家族でディズニーランド行ったこと忘れてない😊先生には旅行が延長なりまして休みますって親が偽りなく伝えてた☎先生も休み取りずらいことがわかってくれてたしそんなもんだよね🙄学校行くより旅行の方が思い出になるんだから少しくらい休め土産でチャラだ👌
— くう. (@kuutaro__com) 2019年5月28日
旅行へ行ったということは覚えていても、その内容まではあまり覚えていないことも多いです。
いい思い出を思い返す意味でも、写真をたくさん撮っておくという方法はとてもいいですね。
また、子どもにとっては旅行で楽しむことももちろんですが、親と一緒に楽しむ時間というのが本当に求めていることなのかもしれません。
家族みんなで楽しむことができるように旅行のプランを考えて、思いっきり楽しめるようにしたいですね。
国内旅行予約はるるぶトラベル
ドライブ
小さい頃親の車の中ずっとSpitz流れてたからSpitz聴くと家族で旅行とかドライブしてた思い出が蘇ってくる…
— まーこ 5.11京セラ (@mr__mayuu_1997) 2019年6月22日
小学生の時、鹿児島でよく夜親に温泉行くの車で連れ周されていてしょっちゅう山越えしとって、深夜帰りに車の窓から良く満天の星空見てた〜⭐️山で見る星空はまぢ綺麗やった✨✨この曲聴くと何故かそんな思い出を思い出す( ̄▽ ̄)⭐️寝😪
BUMP OF CHICKEN『天体観測』 https://t.co/4NS7kLzRlx @YouTube
— 🧚♀️🌈✨ (@arue_ef) 2019年6月25日
車の中での音楽や、窓から見える景色、目的地へ着くまでの期待感を思いだします。
車に乗ることが目的ではなく、移動中の家族との会話や、見慣れない景色が強く記憶に残るのでしょう。
好奇心の強い子どもだからこそ、ふだんの生活から離れる状況はテンションが上がりやすく、なにもできない車の中も楽しい環境に変えることができます。
我々大人も一緒に楽しんであげることで、ただの移動を大切な時間に変えることもできるんです。
ちょっとしたモノを買ってもらう
日曜の朝に親のチャリの後ろに乗ってパン屋に行くのが小さい時の記憶の中に楽しみだった思い出があるけど、時期から見てきっと2歳ぐらい アンパンマンのパン買ってもらうの楽しみで楽しみで。今でこそあんこをあんことして好きだけど昔は好きとかじゃなかったしやっぱチョコなのが好きだったんだよな
— すなぎもりんく (@vonrinku) 2019年4月16日
わぁ、バヤリース無くなっちゃうのか…小さい頃スイミングスクールのあとはお母さんにバヤリース買ってもらうという思い出が…
ありがとう!バヤリース.˚‧º·(இωஇ)‧º·˚.— 五味紗也香 (@sayakagomi) 2014年12月29日
ベルクにて
キャラクターソーセージが置いてあるのを見た。存在すらしばらく忘れていたので、それを見た瞬間、懐かしすぎて言葉も出なかった。
あの頃のことがありありと蘇る休みの日、お母さんと2人で買い物に行くのを毎週楽しみにしてた保育園児の頃。
思い出というものは愛おしい
— なる(✿´ ꒳ ` )♡ (@gg1niall) 2015年9月15日
なにか買ってもらうって嬉しいですよね。
ちょっとしたものを買ってもらうだけも、嬉しかった思い出として残るものです。
学校の帰りや病気で休んだときの病院のあとなどに、好きなものを買ってもいいと言われて、食べものや飲みものを買ってもらったのはいい思い出です。
思い出づくり【イベント編】

家族が集まってのイベントもいい思い出として記憶に残るものです。
いつもできるものではないぶん、子どもの期待度も高まるからでしょう。
この項目では家族で囲む「ホットプレート」の思い出と、「お祝い」の2つのシーンから4つのエピソードを紹介します。
ホットプレートを囲んでみんなで食事
久しぶりにホットプレートを引っ張り出してお好み焼きを作りました。小さい頃ストーブでお父さんが焼いてくれたネギのお好み焼きが懐かしいなあ。お好み焼きはお母さんではなくて、お父さんの思い出。
— matuzaki keiko (@keikolani) 2010年12月4日
小さい頃は、日曜のお昼とかおやつにホットプレートでよく家族で焼いて食べた思い出。火加減やひっくり返し方のコツも、あの楽しい時間から教わった
— モトキ@南4モ16ab (@hekiya) 2011年3月10日
ホットプレートを囲んでの食事は、イベントや親の機嫌がいいときに多いですよね。
親の嬉しい気持ちが子どもにも伝わるのでしょう。
楽しかった思い出として残っていることが多くあります。
ほかにもBBQや鍋なんかも楽しい思い出として多く見かけました。
お祝い事は鉄板
高校生の息子が彼女の誕生日にお祝いご飯に連れていってあげたんだそうだ。そこは彼が保育園の頃家族の誕生日によく行った店。そんな店に大切な人を連れていくなんて親として案外いい思い出作ってあげられたんだとちょっと感激
— Red Radish (@Akamiya_Organic) 2012年5月30日
家電、見てるだけでも楽しい❤️
小学生の頃 親に誕生日プレゼントにオーブンレンジをおねだりして買ってもらった思い出😆💕
今は壊れて使えないけど、実家に置いてあります。クッキーやケーキ、パン…亡き父と一緒に食べたのが懐かしい☺️— ゆーちゃむ (@EdsCNdDBGDfG2Cc) 2019年6月9日
お祝いごとで満足できれば、祝われたことが人生の宝物となる経験となるでしょう。
本当に心から嬉しいことは、誰かと共有したいものです。
子どもが大切な人を見つけたときに、喜んでもらえるようにしたことが、過去に自分たちがやってあげたことだったりした日には、お酒が進みそうです。
逆に、期待を裏切るようなことがあれば、嫌な記憶としても残りやすいので、十分なリサーチが必要になるでしょう。
思い出づくり【番外編】

他にもたくさんのいい思い出のエピソードがありましたが、個人的にグッときた1つのエピソードを紹介します。
行きつけの店
小さい頃、父とよく行った思い出のラーメン屋を見つけ、思わず入店。父が大盛を注文し、取り皿の丼に、麺とスープ、具材をのせて、ミニラーメンを作ってもらうのが好きだった。いつからか一緒に出掛けなくなったけど、今度帰った時は私がラーメンをご馳走しよう。 pic.twitter.com/JzGLhfShyu
— 長澤はさみ (@scissors_nagasa) 2018年8月6日
家族でいつも行っていたお店を懐かしむ人も少なくありません。
仲のいい家族は大人になってからも、家族で行くことがあるようです。
子ども大きくなったときに、小さい頃を思い出しながら親とまた来よう、と思ってもらえる親になりたいものです。
思い出づくりは子どもの気持ちを考えよう

・家族みんなで楽しめるもの
・あとになってためになること
・お決まりのパターン
・普段できないこと
楽しかったものが多いですが、あとになってためになったことや、そのときは特別嬉しかったものでなくても、振り返ればいい思い出として残っているものもありました。
当時、やっていたことの詳細はキレイに覚えていなくても、そのときの感情や家族のお決まりのパターンはいつまでも忘れないものです。
子どもが大人になっても、自分たちとの思い出をいいものだったと思ってもらえるように、たくさん楽しませてあげたいですね。